高断熱性と
準耐火建築物について
非住宅の高断熱化
用途・規模別のエネルギー
消費量と着工棟数との関係
適合義務の対象となる建築物は、新築着工棟数全体の3.4%(大規模建築物0.6% 中規模建築物2.8%)であるものの、
エネルギー消費量では全体の52.2%(大規模建築物36.3% 中規模建築物15.9%)を占める。
※2017エネルギー・経済統計要覧、平成29年度建築着工統計より
建築物の平均エネルギー原単位878MJ/㎡・年 住宅の平均エネルギー原単位344MJ/㎡・年として推計
・非住宅の建築物は、消費エネルギー量が多いため、脱炭素化社会の実現に向けて高断熱化は急務。省エネ基準は最低基準であり、上回る断熱性能であることが望ましい。
高断熱化は、
告示仕様では困難
高断熱化するには
柱の厚さ分しか断熱材
を充填できない
壁のU値(参考)
必要であれば計算します
準耐火構造とするには
告示仕様
↓
外装材は自由
外張り付加
高断熱化するには
更に柱の外側にも
断熱材を施工する
壁のU値(参考)
必要であれば計算します
準耐火構造とするには
大臣認定
↓
外装材ごとの認定
- 準耐火建築物とするために必要な性能を満たす壁の告示仕様では、繊維系断熱材の充填工法に限定されている。
- 高い断熱性能の建築としたい場合、発泡プラスチック系断熱材を付加する方法(付加断熱工法)があるが、
この場合は告示仕様の範囲内ではないため、大臣認定を取得している必要がある。
ネオマフォームが
対応している
準耐火構造認定
(外壁・45分)について
木造
- 高い断熱性能の建築としたい場合、発泡プラスチック系断熱材を付加する方法(付加断熱工法)があるが、この場合は告示仕様の範囲内ではないため、大臣認定を取得している必要がある。
- ネオマフォームの耐燃焼性能を活かし、意匠性の高い外装材との組み合わせで、各種認定を取得。
ネオマフォーム外張り断熱(準耐火構造45分)
外装材 | 構造用面材 | 構造 | 充填断熱材 | 認定内装仕様 | 認定番号 |
---|---|---|---|---|---|
木版 | あり | 軸組 | グラスウール または ロックウール |
石膏ボード9+12mm以上 | JBN |
金属サイディング | あり | 軸組 | グラスウール または ロックウール |
石膏ボード9+12mm以上 | IG工業 |
軸組 | グラスウール または ロックウール |
石膏ボード9+12mm以上 | ケーミュー | ||
軽量セメントモルタル | あり | 軸組 | グラスウール または ロックウール |
石膏ボード9+12mm以上 | ノダ |
枠組 | グラスウール または ロックウール |
強化石膏ボード12.5mm | 富士川建材 | ||
窯業系サイディング 12mm以上釘留 |
なし | 軸組 | なし | 石膏ボード12+12mm以上 | QF045BE-9141 |
窯業系サイディング 12mm以上釘留・金具留 |
あり | 枠組 | 強化石膏ボード12.5mm以上 | QF045BE-0123 | |
窯業系サイディング 15mm以上金具留 |
木材系ボード | 軸組 | 石膏ボード9+12mm以上 | QF045BE-0863 | |
セメント版 | QF045BE-0864 | ||||
火山性ガラス質複層板 | QF045BE-0865 | ||||
石膏ボード | QF045BE-0867 | ||||
窯業系サイディング 15mm以上金具留 |
|||||
木質系ボード | 軸組 |
グラスウール または ロックウール |
石膏ボード9+12mm以上 | QF045BE-0868 | |
セメント板 | QF045BE-0869 | ||||
火山性ガラス質複層板 | QF045BE-0870 | ||||
石膏ボード | QF045BE-0871 | ||||
窯業系サイディング 12mm以上釘留・金具留 |
あり | 枠組 | グラスウール または ロックウール |
強化石膏ボード12.5mm以上 | QF045BE-0123 |
ALC薄型パネル | なし | 軸組 | なし | 石膏ボード15mm以上 | QF045BE-9142 |
あり | 枠組 | QF045BE-0171 |
各種外壁認定例
窯業系サイディング
木板
「準耐火構造45分 木板外装」は、JBNのHPにてご確認ください。詳細はお問い合せ下さい。
ネオマフォーム 外張り
ネオマフォーム 外張り
金属板
「準耐火構造45分 金属サイディング」は、アイジー工業(株)のHPにてご確認ください。詳細はお問合せ下さい。